クレジットカードの上手な利用法

用語の説明

・アドオン方式
金利計算方法のひとつで、
元金に利率をかけた利息額プラス元金を返済回数で均等に分割して、
毎月の支払い額を算出する方法。

 

・暗証番号
本人確認のために使われる番号で、入会時に登録します。
カードの不正使用などのトラブルが多発していますので、
自分の生年月日や電話番号などの数字は避けましょう。

 

・売上票
クレジットカードを利用した時に利用者がサインする伝票のこと。
控えは必ず保管しておき、利用明細書が届いたら
間違いがないか照合するようにしましょう。

 

・延滞
約定返済日までに支払いをしない事。
短い期間ならあまり問題はありませんが、3ヶ月以上にわたり延滞すると、
事故情報としていわゆるブッラクリストに載ることになります。

 

・オーソリゼーション
クレジットカードを利用する際に、
お店がカード会社に問い合わせをして承認を得ることです。

 

・会員規約
カードの利用方法や支払い方法など、
カード会社と利用者の間で契約された決まりのこと。
ひと通りは読んでおきましょう。

 

・貸金業規制法
正式には「貸金業の規制等に関する法律」と言います。
過剰貸付の禁止・取立行為の規制・白紙委任状取得の制限などなど、
「適正な活動を促進することにより、その業務の適正な運営を確保し、
もつて資金需要者等の利益の保護を図るとともに、
国民経済の適切な運営に資することを目的とする(第1条から)」法律です。

 

・キャッシングサービス
CD・ATM機によって引き出せる小口の融資のこと。

 

・クレジットカード加盟店
カード会社と契約を結び、クレジットカードの利用ができる加盟店のこと。

 

・決済口座
クレジットカードの利用代金を引き落とすための口座のこと。

 

・国際ブランドカード
世界中に加盟店があり、海外での利用に便利な汎用性の高いカード。
現在はVISA、MASTER、アメリカン・エクスプレス、
ダイナースクラブ、JCBカードの5つがあります。

 

・個人信用情報
個人信用情報機関に登録されている顧客情報。
名前、住所、勤務先などの基本情報、契約内容や支払い状況などの与信情報と
延滞などの事故情報が記録される。
カード会社は加盟している個人信用情報機関からの情報を、
入会時の審査をするときに利用しています。
これらの個人信用情報機関では本人の希望により、自分の情報登録の有無、
登録されている内容について確認することができます。
当然ながら本人以外には教えることはありません。

 

・出資法
貸金業者の上限金利などを定めた法律。現行では年率29.2%
貸金業者の上限金利を定める法律には、利息制限法と出資法がありますが、
裁判などでは原則として利息制限法が適用されます。
ただし、「みなし弁済」という利息制限法の例外規定を満たすと、
出資法の上限金利を適用することができます。
この出資法の上限金利を超えた利息を取ると、
法律的に罰せられることになります。

 

・遅延損害金
期日までに支払わなかったときにペナルティとして課せられる損害賠償金です。
金銭消費貸借契約では29.2%が上限となり、
割賦販売法では6%が上限と定められています。

 

・盗難保険
クレジットカードの紛失・盗難により、
不正使用された場合の被害をカバーするための保険。

 

・リボルビング払い
支払い方法のひとつで、利用限度額の範囲内で、
毎月一定の金額を支払う定額方式、一定の率の金額を支払う定率方式、
残高によって金額が変わる残高スライド方式とがあり、
カード会社によって方式が違います。

 

・みなし弁済
利息制限法の上限を超える金利を認める例外規定のことです。
債務者の自由意志で支払ったと認められる場合には、
利息制限法の上限を超えて出資法の上限金利(29.2%)までは合法と認める
という例外規定を定めており、これを「みなし弁済」規定といいます。
ただし、この「みなし弁済」が認められるには
厳しい条件を満たさなくてはなりません。

 

・与信
信用を与える、ということで、
金融機関やカード会社から融資や融資枠を供与されること。
返済実績などにより与信の枠は変わってきます。

 

・利息制限法
貸金業者の金利を制限する法律。
この利息制限法では、貸金業者の貸付金利の上限を、
元本10万円未満は年率20%、元本10万円以上100万円未満は年率18%、
元本100万円以上は年率15%と定めていますが、罰則規定はありません。
利息制限法には「みなし弁済」という例外規定があり、
上限金利を超えた利息でも、
債務者が自由意志で支払ったことが認められれば、
それを合法とすると定められています。

 

・ATM
Automatic Teller Machineの略で、現金自動預け払い機の事です。
最近ではスーパーやコンビニなどにも設置されていて便利になりましたが、
ATMを狙った犯罪も増加していますので、
利用する際には周囲に気を配って十分に注意してください。

 

・ICクレジットカード
クレジットカードの上にICチップ(Integrated Circuit)を搭載したもの。
従来型の磁気カードに比べて記録できる情報量が200倍以上になり、
また、偽造するのが困難といわれています。